再就職を希望し、要件を満たした者は求職者支援制度の支援訓練を受けることができます。
この訓練を受けると、3ヶ月~1年の時間を費やすことになりますが、本当に就職できるのでしょうか?
この記事を読めば、その疑問を解消できるでしょう。
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支援訓練を受けると誰でも就職できるのか?
厚生労働省の発表によると、令和元年度に終了した求職者支援訓練の修了者における就職率は、
基礎コース56.5%
実践コース62.4%
と、約6割であったことが分かっています。
ハローワークに求職登録した人の就職率は、だいたい3割前後です。
だとすれば、求職者支援制度の枠のなかで訓練を受けた人は、少なからず訓練の効果が出ているといえます。
しかし、だからと言って、支援訓練を受けさえすれば、誰でも就職できるわけではありません。
就職者には、訓練を受けたことに直接関連のある職種・業種でないところに就職した人も含みます。
また、就職者全員が正社員として採用されたわけでもありません。
訓練修了3ヶ月後までに、各スクールから支援訓練コースの認定を担当している高齢・障害・求職者支援機構に報告されたデータを集計したものなので、この「就職率6割」という数字だけを見て「就職できる」と判断するのは早計です。
修了時には、30人のクラスメートのうち2~3人しか就職できなかったけれど、修了後にアルバイトを始めた人も入れると6割だったのかもしれません。
そもそも、この数字は平均ですので、コースによっては就職率は異なっており、50%のところもあれば、90%を超えているところもあります。
ですので、「支援訓練を受ければ必ず就職できるはず」といった過度の期待は禁物です。
支援訓練は、あくまで就職できる可能性を高めてくれるためのものに過ぎません。
本人がやる気をもってカリキュラムをこなしていき、早くから就職活動を始めるなどの努力を積み重ねていかないと、いくら周りが熱心に支援してくれても、簡単に希望条件で就職できるものではないと考えておくべきです。
受講申し込みをするときに、同じ志望分野のなかでも、より就職しやすいコースを選ぶことも大切です!
令和元年度に終了した求職者支援訓練の修了者等の就職率
コース数 | 修了者等数 | 就職者数 | 就職率 | |
基礎コース | 734 | 5,150人 | 2,853人 | 56.5% |
実践コース | 1,623 | 13,680人 | 8,474人 | 62.4% |
まとめ
厚生労働省の発表によると、求職者支援訓練の修了者における就職率は約6割であったことが分かっています。
ハローワークに求職登録した人の就職率は、だいたい3割前後です。
これにより求職者支援制度の枠のなかで訓練を受けた人は、少なからず訓練の効果が出ているといえます。
とは言え、訓練コースによってばらつきがあるので、中には3割未満のコースもあるかもしれないので注意が必要です。
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