社会保障

【求職者支援訓練】訓練時間の短い定時制コースとは

【求職者支援制度】訓練時間の短い定時制コースとは

支援訓練には、一般の訓練とは異なる時間帯で行われる「定時制コース」があります。

アルバイトと両立したい人や通勤ラッシュを避けたい人、フルタイムの訓練を避けたい人など、自分に合った時間帯を選ぶことで、無理なく訓練を完遂できます。


訓練を1日でも休むと受講給付金をもらえなくなってしまいます。

支給停止にならないように、よく考えてから訓練コースを選びましょう。


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拘束時間の短い定時制コースとは

拘束時間の短い定時制コースとは

失業期間が長引くなどして、長時間の訓練が不安な人は、自分のペースで訓練を受けた方がいい結果につながりやすいですが、求職者支援制度においては、「1日でも休むと、翌月から給付金がもらえなくなる」のがネックです。

そんな時は、訓練の時間帯に着目しましょう。

都市部で開講される支援訓練をよく探してみると、通常の昼間コースとは別に、コース名の前に「午後」とか「夜間」とつくコースがあることに気付きます。

一般的な昼間のコースの場合、朝9時前後~夕方4時前後まで、みっちり授業が行われるのに対して、これらのコースは、夕方4時から9時の夜間に行われるのです(コースによって多少時間帯は異なる)。


定時制と設置されているタイプの支援訓練で、夜間(午後)が設置されている科目においては、必ずそれを対をなす「午前」コースも設置されています。

こちらは、始業時刻は通常のコースと同じですが、終業時刻が午前2時半前後となっています。


支援訓練を開講するスクールサイドとしては、1つの空き教室を使って午前と午後に分けて2つのコースを並行して開口できる二毛作のようなメリットがあるために、定時制が設置されているわけですが、訓練に休まず通えるかどうか不安のある人は、こうしたコースをうまく活用したいものです。

たとえば、毎朝、通勤ラッシュ時間帯に通うのが不安な人にとっては、「夜間」や「午後」コースの方が通いやすいかもしれません。

逆に、「朝は平気だけど、いきなりフルタイムはきつい」と思う人は、「午前」コースを選ぶといいかもしれません。

短時間アルバイトをしながら訓練に通いたい人なら、授業早く終わる「午前」コースは、アルバイトとの両立が可能になる絶好の条件となります。


定時制コースは訓練期間が長い

ただし、定時制は、通常のコースと比べて1日あたりの講義時間数が少なくなっていますので、その分、通常3ヶ月の訓練期間が4カ月に設置されていたり、土日や祝日にも一部授業がおこなれるカリキュラムになっていることもあります。


受講給付金を申請する人にとっては、訓練期間が長くなるのは、その分より長く受講給付金をもらえるのでむしろメリットかもしれませんが、土日祝日にも一部授業が行われるとなると、一週間単位のスケジュールはかえってきつくなるかもしれませんので、その点は事前によく確認すべきです。


なお、夜間や午後コースが設置されていない地方でも、午前コースと同じ時間帯に実施される、短縮バージョンのコース(基礎コースに多い)がまれに実施されていることもありますので、地元で過去1年間に実施されたコースを詳しく調べてみてください。


まとめ

まとめ

一般的に支援訓練は朝9時前後~夕方4時前後まで行われますが、その他の時間帯に訓練を行う定時制コースがあります。

コースの種類は、「午前コース」、「午後コース」、「夜間コース」があります。


たとえば、毎朝、通勤ラッシュ時間帯に通うのが不安な人にとっては、「夜間」や「午後」コースの方が通いやすいかもしれません。

逆に、「朝は平気だけど、いきなりフルタイムはきつい」と思う人は、「午前」コースを選ぶといいかもしれません。

短時間アルバイトをしながら訓練に通いたい人なら、授業早く終わる「午前」コースは、アルバイトとの両立が可能になる絶好の条件となります。


定時制は、通常のコースと比べて1日あたりの講義時間数が少なくなっていますので、その分、通常3ヶ月の訓練期間が4カ月に設置されていたり、土日や祝日にも一部授業がおこなれるカリキュラムになっていることもあります。



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