社会保障

【職業訓練】志望コース選びの5つの大原則

【職業訓練】コース選びの5つの大原則

この記事では、「職業訓練のコースの選び方」について解説していきます。


職業訓練には様々なコースが用意されていて、どれを選べばよいのか分からなくなる人もいるかと思います。

この記事を読めば、コース選びの5つの大原則を知ることができ、自身にとって最適な選択ができるようになります。


合わせて読みたい記事

【職業訓練】優良コースの4つの条件
【職業訓練】気楽に訓練生活を送る為のコースの選び方
【職業訓練】民間の専門学校が無料になるコースについて解説

職業訓練について学べるおすすめの本1選【2024年版】

職業訓練とは、就職に役立つ知識やスキルを基本的には無料で習得することのできる公的な制度です。雇用保険に加入していた者が失業した場合、職業訓練を受けることができます。この記事では、職業訓練について学べる ...

続きを見る



コース選びの5つの大原則

コース選びの5つの大原則

職業訓練のコース選びには、下記の5つの原則があります。

  1. 自分の興味の対象で選ぶ
  2. 就職率で選ぶ
  3. 訓練期間・ニーズで選ぶ
  4. 対象年齢で選ぶ
  5. 就職直結度で選ぶ


それぞれわかりやすく解説していきます。


1.自分の興味の対象で選ぶ

職業訓練の科目選びは、これから自分が就く仕事を選ぶことでもあります。

まだ「得意」がわからないキャリアのない人の場合は、白紙の状態から考えなければいけませんから、どれにすればいいのか迷うかもしれません。


アドバイスとしては、自分が好きな分野の科目を選ぶのが基本です。

どんなに将来性のある業界だとしても、嫌いな仕事では長続きしません。


しかし、その好きなことも経験してみないことには分かりません。

いろいろなことを経験していくうちに、自分に向いているのはどんな仕事なのかが何となくわかってくるわけですが、突き詰めていくと、それは子どもの頃に好きだったことと密接に関係していることが多いです。


ですのでコース選びに迷った場合は、自分は子どものころに何が好きだったかを振り返ってみましょう。


2.就職率で選ぶ

職業訓練スクールの評価の基準は、何よりも就職率です。

訓練の目的は「就職すること」ですから、どんなに素晴らしい設備を備えて、魅力的な講師陣に恵まれたとしても、最終的に就職できなければ、そのコースは「ダメなコース」ということになります。


就職率が60%のコースは60点、就職率が90%のコースは90点とみていいでしょう。

ですから、めぼしいコースはすべて就職率を調べて比較検討するのが基本です。


機構運営のコースは、「訓練コース検索」サイトで、過去の同一コースにおける就職率が掲載されています。

同一コースがない場合は、「訓練実施機関が実施した過去の訓練コースの就職実績」をクリックして、そのスクールの実績を参考にして下さい。


常設のアビリティコースなら過去の就職率データは必ずあるはずなので、もしサイトに掲載されていなかったら、直接問い合わせてでもデータを入手するべきです。

都道府県立の技術専門校の場合も、学校側に直接問い合わせましょう。


3.訓練期間・ニーズで選ぶ

公共職業訓練は、その訓練期間によって、3カ月コース、6カ月コース、1年以上のコースの3つのタイプに分かれています。

このうちどれを選ぶべきかは、ニーズによって異なってきます。


つまり、これまでのキャリアに新しい技術・技能をプラスして有利に転職したい人は3カ月コース、これまでとは異なった分野の技能を身につけて手っ取り早く転職したい人は6カ月コース、まったくゼロからじっくりと新しい分野の知識・技能を身につけて就職したい人は1年以上のコース、といった感じで選びましょう。


4.対象年齢で選ぶ

若年者向け訓練は、コースによって「30歳以下」「35歳未満」「40歳未満」などとなっていますから、訓練期間と年齢条件でみていけば、おのずと、応募できるコースは絞られてきます。

ただし、年齢については「おおむね」となっていて、現実には上限年齢を超えていても応募可能なケースは多いので、その点は訓練スクールに確認しましょう。


5歳オーバーくらいまでなら応募可能だとしても、修了時に30歳を超えると、ほとんど求人がない科目では意味がありませんので、その点も気をつけましょう。


5.就職直結度で選ぶ

最近は、専門知識を学ぶ座学に加えて、職場実習で実務を経験しながら、より実践的な知識や技能を身につけるコースが増えてきました。

「就職」というゴールに、より確実に到達するためには、座学だけのコースより、職業実習がセットになったコースを選んだほうが有利なのは間違いないですが、実習付きというだけで「就職しやすい」と考えるの甘いです。


というのも、3カ月の座学に1~2ヵ月の職場実習をセットにした短期の委託訓練では、単に「実際に仕事を経験できる」というだけで、実習先に終了後そのまま就職できるようなシステムになっていないからです。

その点、実際に実習先のスタッフとして働いて給料までもらう「有期パート雇用」が設定されている「日本版デュアル」の長期コースの場合は、7~8割の訓練生が実習先の企業に就職していますから、「就職しやすさ」という点では、抜群の効果が期待できます(ただし、実習先を自由に選べないデメリットもあります)。


また、「求人セット型」や「企業実習先行型」と呼ばれる訓練は、全課程修了後に実習先の企業に就職することが前提となっていますので、自分の志望に近い業種で、その種の訓練はないか探してみる必要もあります。

これらは、座学よりも、むしろ実習の方がメインとなっているコースですので、専門知識を学びたい人にとっては、かなり物足りないかもしれません。


しかし、職業訓練は、資格を取得したり、知識を増やすことが目的ではありません。

「就職する」ことが目的ですから、最初から修了後には就職することが前提となっているのであれば、願ってもないコースと言えるはずです。



職業訓練について学べるおすすめの本1選【2024年版】

職業訓練とは、就職に役立つ知識やスキルを基本的には無料で習得することのできる公的な制度です。雇用保険に加入していた者が失業した場合、職業訓練を受けることができます。この記事では、職業訓練について学べる ...

続きを見る




-社会保障
-