この記事では、生活保護に関する多種多様な本を紹介していきます。
- 生活保護を受給したい
- マンガで楽しみながら生活保護の実体を知りたい
- 生活保護に関する各種統計データを知りたい
- 生活保護制度の詳細を知りたい
- 生活保護に関する裁判の判例を知りたい
- ケースワーカーの仕事に前向きになりたい
この記事を読めば、きっと求めていた本に巡り合えるはずです。
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わたし生活保護を受けられますか 特定行政書士が事例で解説 申請から決定まで
「生活保護」分野で士業界隈では知らない人がいないほどの著者が、このたび初めて「申請から決定まで」を事例で分かりやすく解説しています。
本書には、「裏技」も「特別な方法」も載っていません。
著者の思いは、「1日3食を取る生活が送れていないのであれば、今住んでいる地域の生活保護担当窓口に行き、決して絶対に諦めないで、申請してください」。
そして、申請に至ることができずに、困窮から抜け出すことのできない原因となっている世の中の「誤解」や「偏見」について、法令に忠実に事例を紹介しながら解説していきます。
生活保護は国民の権利
令和元年10月時点の生活保護受給者数は約207万人(保護率:1.64%)となっており、先進諸外国よりもかなり低い利用率だそうです。
それでもいつ自分が受給せざる得ない状況になるかも分からないと思い、本書を購入しました。
生活保護は国民の権利であり、後ろめたさを感じる必要が無いことがよく分かりました。
生活保護の申請が通るようになります
生活保護の申請から決定までの流れをわかりやすく載せています。
経済的に困窮した時に、本書はおおいに助けになるでしょう。
生活保護を頼りに市区町村の窓口に行っても、知識が無ければ悲しい思いをして出口に向かうことになるかもしれません。
本書に書かれている情報を知っていれば、すんなりと生活保護の申請が通るようになるはずです。
コレだけで生活保護が簡単に受けられます: 私は月額29万円の生活保護 金額を支給されました
生活保護を受けたいと思っている人に読んで欲しい本です。
ご存じの通り、自治体は生活保護の申請を簡単には了承しない傾向があります。
保護費の4分の3は国が負担し、 残り4分の1が自治体負担しているからです。
また、きちんと証明できないと、本当に生活に困窮しているのか分からないからです。
この本では、どのようにすれば生活保護の申請が通るようになるのかをわかりやすく解説しています。
レビュー・口コミ
弁護士費用はかからない
著者は役場の保護課窓口で水際対策に遭ったそうですが、弁護士と一緒に行くことで受給することができたそうです。
生活保護の申請や審査請求の代理を弁護士に依頼する場合、基本的に費用はかかりません。
弁護士へは、日本弁護士連合会の委託援助事業という枠組みで法テラスから費用が支払われます。
生活保護の受け方
自身の体験談が書かれた本です。
本書を読めば、生活保護を受けて後ろめたい思いをしている人の心を癒してくれる効果があると思います。
健康で文化的な最低限度の生活(コミック)
生活保護を題材にしたコミックです。
新卒公務員の義経えみるが配属されたのは福祉事務所。
えみるはここでケースワーカーという生活保護に関わる仕事に就くことになったのだが、そこで生活に困窮した人々の暮らしを目の当たりにして――
新聞メディアはもちろん、現職のケースワーカー、医療、福祉関係者の方も注目する本格派ドラマ!
レビュー・口コミ
主人公の心は大きく揺さぶられていく
空気が読めない主人公の義経えみるは福祉保健部生活課に配属される。
そこは経済的困窮者に生活保護費等の制度を活用しながら自立支援を促す部署であった。
認知症を患い排尿の処理すらままならない老人。引継ぎを受けたばかりの担当の突然の死。
最低限度の生活が送れていない人達と関わることで、主人公の心は大きく揺さぶられていく。
自然と涙が溢れてきました
生活保護を受けている母子家庭の息子が、母親を想ってバイトを頑張ったら生活保護を外される描写が凄かった。
生々しい現状が伝わってきて、自然と涙が溢れてきました。
生活保護のてびき
生活保護制度の「今」が理解できる、民生委員・児童委員は必携のハンディな一冊です。
生活保護法に基づく生活保護制度の内容や、最新の統計データを、図表等を用いてオールカラーでわかりやすく解説しています。
生活保護の相談窓口として活動している民生委員・児童委員に対し、日々の相談業務等に対応するうえで理解しておくべき生活保護制度のあらましや動向、最低生活費の計算方法、生活保護制度に関する各種統計データなどを、図表やグラフを多用してわかりやすく書かれています。
レビュー・口コミ
「生活保護のてびき」の改訂版
生活保護の相談窓口として活動している民生委員・児童委員に対し、日々の相談業務等に対応するうえで理解しておくべき生活保護制度のあらましや動向、最低生活費の計算方法、生活保護制度に関する各種統計データなどを、図表やグラフを多用してわかりやすく解説した手引書「生活保護のてびき」の改訂版。
生活保護に携わるすべての方の強い味方
生活保護に携わる関係者(民生委員・児童委員、ケアマネジャーなど)が日々の相談業務等に対応するうえで理解しておくべき「制度」のあらましや「最低生活費と収入認定の具体的計算方法」等を、わかりやすく解説しています。
生活保護に携わるすべての方の強い味方です!
生活保護の実務最前線Q&A─基礎知識から相談・申請・利用中の支援まで
生活保護の専門家や自治体関係者に読んで欲しい本です。
生活保護の利用に係る要件、63条返還・78条徴収や世帯認定の基準から、相談・申請・利用中の支援までを100問の具体的な設問をとおしてわかりやすく解説しています。
レビュー・口コミ
生活保護行政に携わる方に
保護費がどのように決められているのかを、具体的な例を使って教えてくれています。
また、どのような場合に保護費の支給が終わり(違法)となるのかもわかりやすく解説されています。
弁護士だけでなく、生活保護行政に携わる方にもおすすめの一冊です。
自治体関係者等の実務に役立ちます
設問ごとに、生活保護手帳・別冊問答集、次官通知・局長通知・課長通知の該当箇所が表示されているので、生活保護利用の支援に携わる法律専門家・福祉専門家、自治体関係者等の実務に役立ちます。
判例 生活保護 わかる解説と判決全データ
生活保護を専門とする弁護士等に読んで欲しい一冊です。
生活保護判例研究 初の集大成で到達点と課題を整理しています。
過去の判例391件収録しており、うち204件を解説しています。
きっと仕事に役立つはずです。
Q&A 生活保護ケースワーク 支援の基本
全国公的扶助研究会が半世紀を越える成果を生かして編む、生活保護現場における支援・実践の基本ガイドシリーズです。
第2巻は生活保護実践の「肉」となるケースワークの使い方を、実践例をもとに50のQ&Aでわかりやすく解説してます。
レビュー・口コミ
ケースワーカーは大変な仕事
病気や高齢、貧困で生活に困っている人々に対し、一人ひとりの問題について相談を受け、必要な支援を行うケースワーカーは大変な仕事なんだと知ることができた。
福祉事務所ケースワーカー
福祉事務所ケースワーカーの平均年収は403.7万円。平均年齢は43.4歳。大卒が全体の75%。
Q&A方式でわかりやすく書かれています。
プロケースワーカー100の心得―福祉事務所・生活保護担当員の現場でしたたかに生き抜く法
異動で望まずに配属されたケースワーカーがどのように仕事に向き合い、福祉援助職としての専門性を磨き、かつ窓口対応などの実務のスキルを高めていくか、著者自身の経験と集積された知恵に裏付けされた実践指南書であり、生活保護利用者の権利を護るための理論書です。
ケースワーカーの仕事に従事している方に読んで欲しい一冊です。
この本を読めば、日々行っているケースワーカーの仕事をより良く思えるようになるかもしれません。
レビュー・口コミ
新人ケースワーカーへの指南書
新人ケースワーカーへの指南書です。
具体的な事例や法解釈が盛り込まれた充実した内容。
ケースワーカーがどのような役割をしているかなど、求められる心構えなどが書かれています。
ケースワーカーが心得ること
ケースワーカーとは制度を適用する者のことである。
なので、ケースワーカーになったら、まず自らの担当する制度が利用者に保障している事柄に精通しなければならない。
つまり、ケースワーカーにとって福祉とは制度のことである。
ケースワーカーなのだから、人間的なかかわりを持ち、問題解決を援助しなくてはならないなどと始めから生意気なことをいってはならない。
まず、生活保護制度によって、とにかく金を出すこと・病院にかかれるようにすること、つまり保護を決定することが重要なのです。