失業保険とは、会社を退職した時に、一定の要件を満たした場合に失業保険から受け取れる失業手当のことで、正式には雇用保険といいます。
これにより、失業手当の給付を受けたり職業訓練を受けることができます。
この記事では、失業保険について学べるおすすめの本を紹介していきます。
失業保険について解説している本は少ないため、厳選して１冊紹介します。
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第9版補訂版 失業保険150%トコトン活用術
失業保険の基本システムはもちろん、ケーススタディを交えながら、どんな状況でどのように行動すればトクできるかを詳しく解説します。
いざというときに役立つ「失業保険の基礎知識」から、受給額が倍増する「失業保険の裏ワザ」まで、2020年4月法施行の改正雇用保険法&8月1日改訂の基本手当に完全対応！
この本を読んでわかること
この本を読むと、主に下記の８つのことについて分かります。
- すぐわかる「改正雇用保険法」のポイント
- いざというとき必ず役立つ「失業保険の基礎知識」
- 失業保険の受給額を最大にする「会社の辞め方」
- 1日も早く失業保険をもらうための「受給手続き」のコツ
- 受給額が倍増する「失業保険の裏ワザ」12
- 50万円はトクできる「公共職業訓練」受講術
- 「失業保険の素朴な疑問」に答えるQ&A
- これまでの雇用保険法改正のポイント
それぞれの分野について、下記の様に詳細を解説しています。（もくじ）
【1章】すぐわかる「改正雇用保険法」のポイント
・自己都合の給付制限を2ヵ月に短縮
・受給資格判定時の日数基準見直し
・複数事業所に勤務する65歳上の雇用保険適用
・財政的な基盤整備を行う
・勤労統計調査の是正による追加給付
・専門実践教育訓練給付の拡充
・教育訓練給付のさらなる拡充
・育児休業給付が子2歳まで延長
・移転費、広域求職活動費の要件緩和
・逆風を追い風にかえる実用知識
【2章】いざというとき必ず役立つ「失業保険の基礎知識」
・最低12ヶ月、保険料を支払えば失業手当がもらえる
・貰える失業手当の額は給料の50～80％
・失業手当がもらえる期間は90～330日
・退職のタイミングで給付日数が最大90日も変わる
・退職直前の残業や休日出勤で失業手当が増える
・辞めたときの年齢で給付総額が10万円も変わる
・公共職業訓練を受けると、受給可能期間が延長される
・公共職業訓練を受けると、「給付制限」がカットされる
【3章】失業保険の受給額を最大にする「会社の辞め方」
・職安で有利な判定を引き出すための3つのポイントとは？
・「自己都合」と「会社都合」、退職理由の違いとは？
・解雇以外でも会社都合になる判定基準とは？
・月45時間を超える残業が続いて辞めれば、会社都合なのか？
・「理不尽な配転命令」で退社したら、会社都合になる？
・契約期間満了で退職しても、給付制限はつくの？
・職安で行われる退職理由判定のひどい実態とは？
【4章】1日も早く失業保険をもらうための「受給手続き」のコツ
・受給手続きに必要な書類とは？
・手続きをしても受給できない3つのケースとは？
・職安初日の手続きは思ったよりも簡単？
・失業手当が振り込まれるまでに何日かかるの？
・「受給説明会」でもらう2つの書類とは？
・4週間ごとにある「失業認定日」とは？
・アルバイトなどをするときの注意点とは？
・再就職が決まったら、どうすればいいのか？
・就職するともらえる「再就職手当」とは？
・再就職先を辞めた場合の失業手当はどうなるのか？
・再就職をしなくても貰える「常用就職支度手当」とは？
【5章】受給額が倍増する「失業保険の裏ワザ」12
・自己都合でも給付制限がつかない特定理由離職者とは？
・給付制限を確実になくすには？
・自己都合でも6ヶ月勤務で180日受給する法
・給付制限中の収入を確保するには？
・給付制限中の長期アルバイトを可能にするには？
・受給手続き前に短期アルバイトをした方が得するケースとは？
・失業手当をもらわずに再就職した方が得するケースとは？
・アルバイトしても支給される「就業手当」とは？
・「内職」をしながら、失業手当を全額受給するには？
・失業生活中にアルバイトでより多く稼ぐには？
・「訓練延長給付」を受けやすくするには？
・U/Iターン向け、広域求職活動費と移転費
【6章】50万円はトクできる「公共職業訓練」受講術
・公共職業訓練を受講する7つの基本メリットとは？
・公共職業訓練には2つのタイプがあるの？
・パンフレットに載ってない追加コースとは？
・住んでる都道府県以外でも受講できるの？
・前回の応募倍率が高いコースほど楽に入れるの？
・どんなタイプのコースがあるの？
・簡単に「入所選考」を突破するには？
・筆記試験の点数より、面接の印象の方が重要なの？
・雇用保険の受給資格がなくても受講できるの？
・失業手当をもらってる人も「教育訓練給付」が受けられるの？
【7章】「失業保険の素朴な疑問」に答えるQ&A
・勤めていた会社で雇用保険に加入してくれなかったら？
・会社に雇用保険に加入してくれるよう頼んでも断られたら？
・勤めていた会社が突然倒産したのですが、失業保険はもらえるの？
・退職理由を「解雇」にすると再就職に不利だから、あなたのために「自己都合」にしておくとか会社にいわれたら？
・転職先を2ヵ月の使用期間中に解雇されて、雇用保険に加入してくれなかったら？
・アルバイトでは雇用保険に加入できないの？
・職安に無申告でアルバイトをしたらバレるっとほんとなの？
・職安の決定に不服があるときは？
・会社を辞めたら国民健康保険に加入しないといけないの？
・会社を辞めてまったく収入のない時でも、住民税を支払わないといけないの？
・会社を辞めたら国民年金の保険料を支払わないといけないの？
・失業手当に税金はかかるの？ また、確定申告をしないといけないの？
・会社を辞めて夫（または妻）の扶養家族になったら、失業手当は受給できないの？
・会社を辞めて夫（または妻）の扶養家族になったら、税金は安くなるの？
・会社を辞めて夫（または妻）の扶養家族になったら、健康保険に保険料なしで加入できるの？
・会社を辞めて夫（または妻）の扶養家族になったら、国民年金に保険料なしで加入できるの？
・妊娠したのですが、もし辞めないで産休を取った場合、何か給付金をもらえるの？
・育児休暇中に会社から給料が出ない場合、何か給付金がもらえるの？
・育児休暇を取った後に、すぐ会社を辞めると失業手当をもらえるの？
・もうすぐ定年退職を迎えるのですが、定年後も同じ会社で勤務延長して給料が大幅に下がったときに、雇用保険から何らかの給付が受けられますか？
【付録】これまでの雇用保険法改正のポイント
レビュー・口コミ
Amazon カスタマーさん
今はインターネットで情報収集出来ますが、検索キーワードで出てくる情報が変わるので、見落としてしまい損してしまうので本でざっと情報を得た方がいいと思います。制度もよく変わるみたいで最新の情報かインターネットでは分かり難いですし。
私は今回で2回目の失業手当を受給中ですが、退職前にインターネットで情報収集検索していましたがバイトしても得する方法(制約はあります)はインターネット検索では出てこなかったです。
手当はボーナスは含まれず、毎月の給料で計算するので安く、バイトしたかったんですが違反になると思い諦めていました。余裕なくなると相当妥協して再就職することになりますので退職前に読んでおけばと後悔しています。
ハローワークは不親切なので聞かないと教えてくれませんし、相談しても最善の方法ではない方法を出してきたり、前回の相談内容に対して再質問すると前任者の事は僕は分からない、平気で言われました。(あなたはボランティアでハローワークでお手伝いしている方ですか？給料貰ってるプロの方と相談したいです。とお伝えしました)
不親切な方に対抗出来るよう知恵を得るのにこの値段は安いと思います。
kyuさん
失業保険を最大限に活かすテクニックを身に着けてから辞めるべきです。
辞めてからは結構忙しい。
丸の内線・新大塚さん
とても分かりやすく、親しみを持てる文章が心に染みます。精神的にまいってしまい自暴自棄になる前に読むのに最適です。勇気つけられるガイドブックです。
職場でいじめにあっている人、追い出しべやにいかされそうな人にも、事前準備としてぜひ読んでいただきたいお勧めの１冊です。
リッチだでぃさん
あと少し、ボーナスまでは我慢しよう。次のボーナスまでは。この資格を取れたら、こっちの道に進もう。などと、延々嫌な会社に居続けてしまう人も少なくないのでは。
退職前に、次の会社を決めておく、本当に進みたいキャリアならそれは良い事です。そうでない場合、こんな制度があったんだということを知っておけば気持ちに余裕ができます。
ぶ〜りんさん
失業保険に関わる知識が網羅されていて、大変ためになる内容ですのでオススメです
Oblivionさん
これほどまでに良い本だとは思ってもみませんでした
「絶対にお読みください」の一言です
まつさん
素晴らしい本。
感動した！
本当にありがとうございました。
助かります。
T.T.さん
毎年制度が変わるので最新情報を知るためには参考になりました。
九十九十番さん
いままで、この種の本は読んだが、裏技については目からうろこが落ちる気分です、辞めるときには必ず読んだほうがいいです。
星が１つたりないのは、確認することが多いことです。まぁ、しかたながないですか。
usagi
実際に、失業する前に1読すべき本ではないかと思う。
ほかの方が、書かれているように確かに制度の弱点を突くような所はあるものの、会社を辞めて（もしくは辞めさせられて）からハローワークにいって思っていたように受給できなくなるという事は本書を読んでいればないと思います。