発達障害には、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症(ADHD)、学習症(学習障害)、チック症、吃音(きつおん)などが含まれます。
これらは、生まれつき脳の働き方に違いがあるという点が共通しています。
同じ障害名でも特性の現れ方が違ったり、いくつかの発達障害を併せ持ったりすることもあります。
この記事では、発達障害を理解したい大人が読むべきおすすめの本を紹介していきます。
だんだんと発達障害に対する認知が高まってきた世の中ですが、それでも誤解や偏見を持っている人は少なくありません。
この記事で紹介している本読めば、発達障害に対する正しい理解が出来るはずです。
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マンガでわかる もしかしてアスペルガー!? ~大人の発達障害と向き合う~
「人づきあいが苦手」「空気が読めない」「人間関係のトラブルを起こしがち」など対人コミュニケーションを苦手とする特徴があるアスペルガー症候群は、発達障害の一種で、最近では大人のアスペルガー症候群の人も増えています。
この本は大人のアスペルガー症候群について、マンガを中心にして分かりやすく解説し、どのようにしたらさまざまな問題を解決できるようになるかを具体的にアドバイスします。
この本ではある職場を舞台にしたマンガのストーリーを通して、それぞれの特徴や、トラブルを避けるための方法を紹介します。
本人はもちろん、家族や知人など周囲の人にも役立つ一冊になっています。
レビュー・口コミ
Kindle Unlimitedでたまたま出会った本です。最近よく聞くADHDについて読んでみよーと思っての読書。自分はどうかな?というのも気になるところでした。
漫画と文章で交互に書かれていて、分かりやすくまとめられていました。
そして、自分もADHDっぽいなぁ笑と発見しちゃいましたね。
この本には、状況ごとに対処法が書いてあるので、明日から実践してみようと思います。
少し凹んだけど、とっても役に立つ実用書だと思いました。
働くADHDに超オススメです!
私は27年連れ添っている妻から最近指摘され、アスペルガー症候群であることに気がつきました。
本を一冊手渡されましたが、更に具体的な向き合い方を知りたいためにこの本を購入しました。
私の気質は『孤立型』と、そこから改善に努めた『形式ばった大仰な型』であることが分かりました。
本の中には各気質別の対処方法がマンガになって理解しやすくなっていたので、大変参考になりました。
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物語はそれぞれ異なったASDの症状がある男女3人とASDに詳しい課長とのやり取りがメインでした。
その中でASDの特性や、あるある、課題、解決策が提示されていてとても分かりやすく、スムーズに読むことが出来ました。
私自身、昔からADHDっぽいと親から言われており、幼少期はなんの疑問もなく楽しく過ごしていたのですが、高校生になってから人間関係で悩み出し、大学生になった今では日々の生活に疲労を感じていました。
周りに恵まれていたこともありいじめなどはありませんでした。
ASDの人がどれだけ頑張って普通の人のフリをしても限界があります。
生きていく中で大切なのは健常者である周りのサポートであると思います。勿論、ASDである私の努力も必要だと思います。
今まで他人の気持ちなんて考えた事もなく、そんなの出来ないと思っていましたが、漫画を読んで努力あるのみだと思いました。
気長に自分自身と向き合っていこうと思います。
まんがなので、あるあると思いながら見ました。
特に職場でもこういった事例は多々あると思います。
私の職場にも疑われる人がいて、周りの人も手を焼いているため、対応の仕方がよくわかりました。
実践してみようと思います。
発達障害という名前がついているだけで苦労されてる方も多いようなので、フォロー体制が出来ていけば、住みやすい社会になっていきますね。
参考になりました。
受動型アスペルガーの当事者です。
この本は孤立型、受動型、積極奇異型の特徴を明確に分けて紹介しているところが画期的です。
受動型のマンガを読んでいる途中で何度も「そうそう!」「それそれ!」と共感しました。
孤立型についても、「話しかけられても無視する」という極端な典型例ではなく、実際にこんな人いるよなぁと思える範囲にとどめているのが良かったです。
こんなに的確に受動型と孤立型の特徴を説明できている本は他にはありません。
マンガが多めなので、1時間くらいでさらっと読み終わりました。誰でも気軽に読めます。
周囲の人向けの「アスペルガーを助けるアイデアリスト」も割と現実的なものが挙げられていて、アスペルガー(特に受動型)が周囲の人に読んでもらう目的としては史上最高の本だと思いました。
すごく読みやすくてあっという間に読み進めていけた。マンガもそれぞれの人物にすぐに惹かれていった。
自分やこどもがもしかしたら、と思って読んでみてあてはまるところとどうかなぁ…というグレーな思いだけど。
もしそうであっても生きづらさを改善していく方法があるんだと導いてくれる後味のよい内容だった。
障害や病気に関する本は読んでしまったばかりに不安になったりマイナスモードになりがちだけど、これは読んだあとやさしい気持ちが残った。
繰り返してまた読んでみたい
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(2024/12/03 12:43:27時点 Amazon調べ-詳細)
発達障害「グレーゾーン」 その正しい理解と克服法
発達障害より生きづらい?
あなたももしかしたら「グレーゾーン」かもしれない。
発達障害について広く認知されるようになり、自分も発達障害かもしれないと医療機関を訪れる人も増えてきた。
そんななか多くなっているのが、徴候はあるものの診断には至らない「グレーゾーン」。
診断には至らないとはいえ、じつはグレーゾーンのほうが生き辛いという研究もあり、最近注目されている。
発達障害、パーソナリティ障害、愛着障害など、現代人のこころの闇に最前線で向き合い続ける精神科医が心をこめて書き下ろす渾身の一冊!
レビュー・口コミ
とても勉強になりました。
ボーダーラインで悩む人、そばにいる人、職場でも、日々の中でもしかしたら⁉️と思う方とも出逢います。
トラブルを避けるためにも受け入れていくためにもまずは知識をと思います。
このジャンルの本は子育て経験の視点で特定の人物に限った話も多いが、医師の著書は医学的見地から書かれていて、事例に汎用性があって偏りがない。
しかも良いことが書かれています。グレーゾーンだから様子見でよいと言うことではなく、早い段階で適切な対応をすることで将来の問題を起きにくくすることができると言う話です。
その辺の町の心療内科で適当な対応をされるとなにも変わらない。
それどころかこじらせてもっと厄介なことになると言うことがわかります。
色々な人の例があり、色々な子供に当てはめて考えることができるのでとても参考になります。
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発達障害関連の本を他にも数冊程読みましたが、この本は違いました!病院に通うだけでは知り得ない有益な情報やエッセンスが豊富でした。
自分自身、脳波検査でグレーゾーンと判明したものの、投薬治療をしていくうちに違和感を覚え、薬に頼らない方法を数ヶ月を模索していました。
そんな中ふと書店で見て衝動買いしました。
発達障害に困っている方は勿論、周りに発達障害らしき方がいる。既に発達障害を知り尽くしたと思っている人にもおすすめできる一冊です。
あくまで私個人の意見ですが、いままで出会った本の中でも特に衝撃的でした。
精神科では「かすってるけど発達障害ではない」と言われた。じゃあグレーゾーンか、と思っていたところ、本屋でそのキーワードが表紙にデカデカと載った本を見つけ、すぐ手に取った。
ASDと算数障害とコミュ障の辺りで的確に自分の事を文章で表してくれていて、自分の正体がやっと分かった。本に書くってことは、他にも同じような人がいるってことだと思い、自分だけじゃないんだって安心した。
最後の「ニューロダイバーシティ」はとても好きな言葉になった。
定型発達の人たちがそれを受け入れてくれて、グレーゾーンも生きやすい世の中になってほしい。
生きづらさを感じ自分の中に何らかの障害があるのではないかと不安に思っているひとや、精神科医からグレーゾーンと言われて治療をしてもらえないことに不満があるひとで、自分にはどんな障害の傾向があるのか、何らかの克服法があるのかを知りたいひとには参考になると思う。個人的にはワーキングメモリのところは興味深かった。
発達障害に関する書籍を6冊読みました。内一冊は医療関係者向けの難解な書籍で私が読むべき本ではありませんでした。従って実質5冊です。
本書が一番です。
他書は本書を読むための土台作りに役に立ちました。
実弟がかつての広汎性発達障害の1種、いわゆる高機能アスペルガースペクトラム診断済みなので、強い生きづらさを抱えて生きてきました。
もし弟が子どもの頃に本書に出会い、きちんと診断され、理解され、克服する環境を整えられていたら2次障害にもならなかったかもしれないと思います。
多くの生きづらさを抱えた人々に読んで頂きたい1冊です。
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大人の発達障害 仕事・生活の困ったによりそう本
一生懸命しているのに、仕事でケアレスミスばかりしてしまう…。
遅刻癖が直らない…。
人のことを怒らせてしまうことが多い…。
なんだかもう、いろいろなことがうまくいかない…。
もしかして私、大人の発達障害かも?大人の発達障害と診断されたけれど、どうしたらいいの?
この本は、そんなあなたのための本です。
視力が落ちてきたら眼鏡をかけるのと同じように、あなたの「困った!」によりそう道具や工夫をわかりやすく紹介しています。
イラストで読みやすく、困ったところだけすぐに引けます。困ったとき、あなたの傍で助けになる本です。
レビュー・口コミ
発達障害当事者です。
発達障害について基本的な知識が絵付きで分かりやすく描かれておりますが、発達障害の当事者もしくは本人向けではありません。あくまでも発達障害を周知していない人・色眼鏡で見ている人向けです。
発達障害で悩んでいる人に「こういう対策があるよ」とアドバイスする側向けでもあるように読めます。
内容としては分かりやすいので、発達障害の当事者が定型発達者に「こういうもんだよ」とおススメする本でも良いでしょう。
まぁ、よく他の本にも書いてあること書いてあるんでしょ?と斜めに構えながら読んでみました。
非常に解りやすく、小学生高学年の子供が読んで参考にしていました。大人だけでなく、子供にとっても有益な内容でした。
買ってよかったです。
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本作は、「仕事」・「対人関係」・「日常生活」のテクニック集です。
「仕事」の章については、支援者や「難易度が高い職務についている人向け」の印象です。
「重度のASD」の方には、書いてあることが理解できないと思います。
心理カウンセリングを受けているASDの者です。
中に書いてある悩みに対しての解決策は、ほとんどカウンセリングにてアドバイスしてもらうことと同じです。
私はカウンセリングの翌日にはアドバイスを忘れてしまうことがあるので、何度も解決策の見直しができるようにとこの本を購入しました。
家族にも悩みを共有しやすくなるのでいい本だと思います。
以前、子どもの発達障害について勉強したことがあり多少は知識があったのですが、職場の同僚が大人の発達障害なのでは?と思い学び直す為と困っていることに少しでも手助けできる参考になればなと思い購入しました。
読んでみて、サポート側ではなく本人がどうするかがメインの本でした。なかなか本人が発達障害だと認識するのは難しいかなと思います。
ただ、「まわりができること」というサポートが載っているので、その場面に遭遇した時はアドバイスができるようにさらに熟読したいなと思います。
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大人の発達障害&HSP 困りごとがスッキリ!
本書は、発達障害やHSPの人たちが、自分らしさを発揮して生きられるよう、特性を活かす視点とヒントにあふれた本です。
日々、いろいろな困りごとに直面しやすいみなさんの心が、みるみる晴れていくような一冊となるでしょう。
発達障害とHSP、両方を持つ著者が、ビジネスシーンや日常で、どんな困りごとがあるのか、そこからどう工夫をしていったのか。自身の体験と多くの当事者の方をヒアリングした中で見えた知見でわかりやすくまとめています。
レビュー・口コミ
発達障害だけ、HSPだけ、の本は今までたくさん読んできましたが、両方の特性を持った方の話は中々ないのでありがたかったです。
私自身未診断ですが、両方の特性を持っていると思います。
共感できるところ、私とは違うなーと思うところそれぞれ感じながら読ませてもらいましたが、「共感」って癒しです。
本の向こう側の人であっても、私だけじゃないんだ、分かってくれる人がいるんだと知るだけで少し、癒されました。
著者の経験・体験がベースにあることで、具体的で臨場感のある描写がたくさん盛り込まれていて、内容にすぐに引きこまれました。
個人的な経験を元にしつつも俯瞰的な「解説」が入ることで、当事者にもそうでない人にも利用できる普遍的で汎用性の高い情報が抽出されていていると思います。
書き言葉と話し言葉がバランスよく組み合わされた、リズムがよくて淀みなく流れる文章が心地良かったです。
構成も工夫されていて、解りやすい上に、内容がしっかりと記憶に残ります。
そして、本を読み終えたときには、発達障害やHSPに関する情報だけでなく、ポジティブなエネルギーを分けてもらった気持ちになりました。
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まるで私の事じゃないかと驚きながら読みました。
HSPも発達障害も困り事が自分とよく似ているなと以前から思っていたので、どちらについても色んな本を読んできましたが、併せて説明される事でものすごくしっくりきました。
自分の特徴を嫌わずにに良い方向に活かしていけたらいいなと思います。
新年最初に買った本がこの本で良かったです。
自分の周りにも意外にいるんだなあ~ADHDやHSPの方が、以前の職場や知人の中にも。
もっとよく理解してコミュニケーション取っていれば良かったなあ。。。と後悔しました。
本書は、毎日疲弊しながら何とかかんとか頑張って生きている人、また、特に組織に属する人や、チームで仕事をしてる人達や会社の人事・ダイバーシティ担当者にもおススメの本だと思います。
偶然か必然かこの本に出会い読み始めて止まらずに一気読みしてしまいました。
まず、発達障害をかなり誤解して認知していた事に驚きましま。
自分と違う、なんで出来ないんだろうと考えつつも、バランスを保つために、常識はみんな違うから、当てはめてはいけないとモヤモヤしながらも、自分にブレーキをかけながら、付き合って居た身近な人が何人かいました。
腑に落ちないので、悶々としていた自分もストレスを溜めていました。
けれど、発達障害やHSPと診断された人は、病気では無く、生まれ持った特性である事を知り、また、自分よりも生きにくい生活を送っているのだと考えたらなんだか自分の取っていた態度が、失礼に当たっていたのかもしれないと振り返るきっかけになりました。
正しい知識を持って接すること、自分の特性を知る事は、お互いに楽に生きられると思います。
少しでも多くの方が、楽に生活するには、認知度を上げる必要がありそうです。
自分のためにも、相手を知る為にも正しい知識は不可欠です。この本をきっかけに複雑な人間関係を知る機会にになると思います。
発達障害やHSPの当事者である著者が、どんなことに苦労をしているのか、どんな思いをしているのか。
それがたくさん、そしてわかりやすく描かれています。
読みながら著者の気持ちが感じられて、もし自分が同じ立場だったらどうなるんだろう、と思いました。
発達障害やHSPがどういうものか、漠然とは理解していたつもりでした。しかし、その人の目線に立って考えることの大切さを、この本で教えられました。
この本を読んで、前の職場にいた人を思い起こしました。
自分が知らないだけで、実は身近にこのような障害を抱えている人がいるのだとすれば、そういう方との接し方をもっと考えていこうと思いました。
前段はコミカルでかなりおもしろく引き込まれ、中盤は具体的なポイントがわかりやすく、終盤は愛にあふれていて、少し感動しました。
想いの詰まった良本と思います。
大人になり自分がHSPだと知りましたが、周囲にどう説明していいのか解らなかったり、自分の扱いに困ることもたくさんありました。
そんな私を救ってくれたのがこの一冊です。
軽やかに誰にでも解りやすく書かれていて、今まで抱えていた不安が一気に消えました。HSPや発達障害でも悲観しなくていい、むしろ良い面もあると教えてくれた良書に出会えたことに感謝です。
当事者はもちろん、周囲の人にも是非読んで欲しいと思います。
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発達障害の人が見ている世界
この本は、これまで1万人以上の発達障害の人たちと向き合ってきた精神科医の著者が、発達障害の特性を持つ人、とりわけADHDとASDの人が“見ている世界”を紹介する一冊です。
発達障害とは、一言で言えば脳機能の特性。状況を読んだり、人の気持ちを推測したりする脳の働きが定型発達の人より弱いことがわかっています。
失礼なことを平気で言ったり、繰り返し約束を破ったり遅刻したり、すぐに泣いたり怒ったり、 じっとしていられなかったり…
理解に苦しむその言動も、本人たちが物事をどう受け止め、感じているのか、つまり“見ている世界”を理解し、その対応策を学ぶことで、ともに生きるのが楽になるはずです。
この本では、大人から子どもまで、そんな身近にある困りごとを32個紹介し、その理由と対応策を紹介しています。
レビュー・口コミ
イラストを交えて分かりやすく解説してくれています。
症状がある人も無い人にも両方にわかるようにイラストで日常の1コマを描いて解説してくれてとても良いです。
文字数も少なく、イラスト多めで実例を紹介しているためわかりやすい、かつ読みやすい。
障害ではなくあくまで特性個性であるので、発達障害という言葉をなくすべきであると改めて思った。
この本はADHDとASDそれぞれの困りごと1つずつを簡潔に紹介→次ページにはそれについて本人や周りがどうすればいいかの解決策が一問一答形式で書いてあります。
発達障害者の周りの人達が最初に読む本としておすすめです。
またその簡潔さと1ページ毎の情報量の少なさ(4コマ漫画に文字がびっしり書いてあるなどが無い)から、他の発達関係の本を最後まで読めない当事者にとっても疲れにくくて読みやすいようです。
【残り2件の口コミを見る クリック】
書体やイラストがとても見やすく、あっという間に読み終えました!
本人はもちろん、周りの方がどう接していけばいいか、どう向き合えばいいかがとても丁寧に書かれており、発達障害で悩まれている方の支えになる本ではないかと思いました。
この本と共に、発達障害への理解が広まる事を信じてます!
本書は子どもから大人までの実例が挙げられていて、かつ、親しみのあるイラストで実にわかりやすい!
発達障害関連の本はたくさん出ておりますがどれも難しいものばかりでした。
この本は入門書でもあり、中級者以上向けでもあるのではないでしょうか。
日常ありがちなことと、具体的な対処法が書かれているのですぐに実践できます。
発達障害は脳の特性だという理解が広がるといいですね。
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(2023/01/23 15:26:36時点 Amazon調べ-詳細)
発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち
発売即重版!
Amazon 売れ筋ランキングでトリプル部門1位!
精神科医として30年あまり。乳幼児から成人まで、さまざまなライフステージにいる発達障害の方たちによりそい、世界的にもまれにみる豊富な臨床経験を積んだ著者が送る「発達障害」解説の決定版!
発達障害にはASD(自閉スペクトラム症)やADHD(注意欠如・多動症)などの種類がありますが、じつはそれらの種類のいくつかが重複している人が、かなり多くいらっしゃいます。
そうした重複例はかなり多いにもかかわらず、適切に理解され、対応されていないケースがよくみられるのです。
こういった発達障害の重複をくわしく知っておくと、発達障害の人の行動や心理がより正確に、よりくわしくみえてきます。
レビュー・口コミ
発達障害が増えている今の世の中、自分がそうかは置いておいて全員に読んでほしい本だなと思いました。中学校の課題図書にしてほしいくらいです。
自分は発達障害かも?と思った人、グレーゾーンの人、診断されたばかりの人、発達障害について理解したいと思っている人にはかなりおすすめです。
分かりやすい&実際にいそうな例で説明されているので理解がしやすいし、周囲がどういった理解や支援をしたら良いのかが非常に分かりやすいです。
ただ、程度が軽いといってもそれが特性的なものなのかカモフラージュによって抑えられているものなのかという問題があると思います。
対策については周りに支援を求める前提の調整法が多く、現実的に難しい対応(仕事を減らしてやりたいことを優先する)があったり、過剰適応して生きてきてやりたいことがない状態の人には難しい対策が多い印象でした。
わかりやすく発達障害を紹介してくれています。
そして、客観的に自分をみるきっかけを与えてくれた素晴らしい本だと思いました。
グレーゾーンかな?と感じている方は一度読まれてみると、自分を探る第一歩になると思いますよ。
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発達障害の診断がおりなくとも、何となく生きづらいのはグレーゾーンかもしれないし、なぜ特性のある人は依存症になりやすく生活が破綻してしまうのかが図表により理解しやすかった。
アスペルガーとHADは混ざり合う事が多いから簡単じゃないんですね。
それぞれの発達障害への特性や特徴を理解していると思っていた。
しかし、この本を読み、私の発達障害への認識が間違っていることに気づかされた。今まで「障害を持っている」「障害を持っていない」に分かれていると考えていたが、実際にはその発達の特性には様々な段階が存在し、多くの人がグレーゾーンで悩みを抱えている。
また、ASやADHを併せ持っており、ASDやADHDと診断されず悩みを抱えている現状を知った。
そんな「特性」で悩んでいる人、生徒をうまく配慮し、より笑顔で生活させてあげられる優しい社会や学校の必要性を強く感じた。
発達障害までいかないグレーゾーンの人たちの捉え方が、明確になりました。そして何より少数派なだけで、ダメなのではない。
というフレーズに世の中の多くの人が救われるのでは、と、思います。
そんな感情の部分だけでなく、科学的にわかりやすい分類と捉え方、弱い部分へのアプローチ方法などが明確に書かれています。
教育者全員読んだらいいです。
発達障害とはどんなもので、そのような人はどのような考え方をしているのかという解説本。
そもそも発達障害と「ふつう」と呼ばれる人たちの差はどんなものかというのに重点を置いている印象。
また発達障害だと明確に白黒つけられるものでなく、どんな人にも発達障害と呼ばれる傾向に強弱があると思います。
こういう考え方をしている人たちもいるんだなという知識や理解を得るのに役立つ本だと思います。
発達障害という言葉が市民権を得るようになって、楽に生きられるようになった人がずいぶんと増えたと思います。
発達障害と差別的に言われる事も減ったように思います。
本書では、障害といっても能力が劣るわけではなく、選好性の偏りと考えた方がいいとときます。
なるほど、その方がしっくりくると思いました。そもそも、アインシュタインとかはADHDですもんね。
読んでポジティブな気持ちになりましたし、とても勉強になりました。
その持っているこだわりと能力を伸ばしてあげたいと思いました。
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