子供の将来を心配することは、親にとっては当然のことかもしれません。
とりわけ、子どもに障害があった場合は、そうでない場合とは比較にならないでしょう。
この記事では、障害のある子どもを持つ親が読むべきおすすめの本を紹介していきます。
どの本も評判が高く、これからの人生をよくするヒントを得ることができるはずです。
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障害のある子が将来にわたって受けられるサービスのすべて
本書は、障害があることで利用できる福祉サービス、公的な支援策、経済的なサポート制度などを、本人の年代やシーンごとに紹介しています。
こういった制度を知ることで、漠然とした不安を抱えている状態から、悩みの具体的な課題を明確にします。
そして、自分たちは今後どんなことを準備していけばいいのかも見えてくるはずです。
レビュー・口コミ
この本に出会えてよかった
本書は、障害があることで利用できる福祉サービス、公的な支援策、経済的なサポート制度などを、本人の年代やシーンごとに紹介しています。
こういった制度を知ることで、漠然とした不安を抱えている状態から、悩みの具体的な課題が明確になってきました。
そして、今後自分たちはどんなことを準備していけばいいのかも見えてきます。
悩みを可視化することで、不安に押しつぶされるのではなく、将来に向けた前向きな取り組みを考えることができるようになりました。
この本に出会えてよかったです。
とてもためになる本です
息子に障害があることが分かり、漠然と不安に襲われました。
学校のこと、仕事のこと、将来自分がいなくなったあと、残された子はどうなるのだろうか…
本書を読み、障害者を取り巻く法律や制度のことを理解することができました。
2000年の改正民放施行による成年後見制度スタート、障害自立支援法から障害者総合支援法の成立や改正・施行、障害者権利条約の推進とそれに伴う障害者基本法や障害者差別解消法の成立など、新たな取り組みが行われ障害者が暮らしていきやすい社会になっていることを知りました。
とてもためになる本です。
まんがと図解でわかる障害のある子の将来のお金と生活
導入部分に、まんがで障害者の家族がかかえている問題を提示して、その解決法を提案するようにつくられた対策本です。
わが子に障害があるか、または障害者が身内にいらっしゃる方は、自分がいなくなったあと、残された障害者はどうなるのだろうと、将来についての悩みや不安をお持ちだと思います。
それらの悩みや不安に対する解決方法を、著者が項目別に提案いたします。
本書ではできるだけ文章の量を少なくし、まんがと図解によって、具体的に説明しています。
この本を気軽に読みながら、制度のおおまかな内容をおさえてみてください。
障害者を支えるさまざまな仕組み、相談できる場所があることを知り、将来に向けた準備につなげていただければ幸いです。
レビュー・口コミ
漫画や図解をふんだんに使っている
子供が障害をもっているため、障害者福祉に関する本を数冊読んできました。
しかし、制度が難しいせいか、どの本も分かりずらく理解しにくい印象です。
本書は、漫画や図解をふんだんに使っているので、とても分かりやすいです。
今後どのように子供をサポートしていけばいいのかが明確になりました。
今後の生活にすごく参考になっています
ネットで障害者が受けられるサポートを検索していましたが、本書のように網羅的に書いてある物が必要だと思いました。
知らなかったことがたくさん書いてありました。
より詳しく調べたい場合は、ネットで検索するなり相談員に聞くなりすることで問題を解決することができます。
今後の生活にすごく参考になっています。
障がいのある子が「親亡き後」に困らないために今できること
自分たち親が死んだら……障害のある我が子は一人でちゃんと生きていけるのか不安でたまらない、死ぬに死ねない……と口にする親御さんへ安心を届けます。
障害をもつ子の親は、お金のこと、住まいのこと、生活のこと、支援制度・サービスのことなど、心配ごとが尽きません。
とくに財産に関しては、より多く残してあげたい、と思う親が多いようです。
しかし、本著者はあえて「残すお金は0円で大丈夫!」とアドバイスしているといいます。
その子の今の幸せと、親の充実が必須であり、ただ残すだけではだめで、残すのはちゃんと「その子のために使えるお金」にしておく必要があるとのこと。そのための対策とは!
多くの相談にこたえてきた福祉のプロと、具体的な制度や対策を熟知するお金・相続のプロが、「親亡き後不安」を解消するための具体策を解説します。我が子が将来にわたって安心して暮らせるように願う親心に寄り添った一冊。
レビュー・口コミ
本書を購入してよかったです
両親が死んだ後、障害をもった子供はどうなるのか?
その日のために今からできることを具体的に書かれています。
知らなかった情報が沢山あり、本書を購入してよかったです。
障害のある子供を持っている方は読んだ方が良いと思います。
本書が一番参考になりました
本書は、福祉の現場で障害者の生活支援を行ってきた著者と、相続の専門で終活にも精通している著者との共著というだけあって、具体的で実践的な内容となっています。
実例が多く、将来「本当に困る事」は何か、そのために今何をするべきかが明確に提示されています。
これまで「障害のある子の親亡き後の本」をたくさん読んできましたが、本書が一番参考になりました。
障害のある子の住まいと暮らし
障害のある子を持つ親にとっての最大の関心事の1つが「住まい」。
「子どもが将来どこで生活するのか」「終の棲家はどこになるのか」といった不安にお答えするため、日本全国を講演で回っている著者自らの取材によって、その仕様や仕組みの16の実例を紹介。
全国に今、グループホームや、地域と共生するシェアハウスなど、自立を促しながら、適切なサポートを受けて暮らせる施設が増えつつあります。
カラー写真を多数掲載して紹介しているので、実際の暮らしの様子が容易にイメージできます。
また、施設の具体例に加え、行政のとりくみなど、「親なきあとの子どもの住まい」を考えるにあたって必要な基本情報もしっかり網羅している必ずお役に立つ一冊です。
レビュー・口コミ
親なきあとの”住まい”に関するたくさんの情報
本書では、障害のある子の
・現在選べる住まいの場
・ひとり暮らしの場合の受けられる支援
・子どもがひとり暮らしを始めるタイミング
・そのための準備が書されています
各施設の紹介はどても簡潔で分かりやすく、特に、施設利用料、家賃助成金の紹介は、非常に参考になりました。
本書には、親なきあとの”住まい”に関するたくさんの情報が詰まっています。
選択肢がどんどん広がっています
著者は、障害をもった方と相談にのる中で、「子供が将来どこで生活するのか」「終の棲家はどこになるのか」の不安が非常に大きいと感じていたそうです。
グループホームなどさまざまな形が生まれ、障害があってもサービスを利用しながら一人暮らしができるなど、選択肢がどんどん広がっています。
それはとてもいいことなのですが、では自分の子供はどのようなところに住めるのか、そのためにどんな準備が必要なのか、本書を読めばその答えが分かるようになります。
障害のある子の「親なきあと」
知的障害のあるお子さんがいらっしゃる親御さんにとって、自分たちがいなくなった後、面倒をみられなくなった後のお子さんの生活がどうなるのかは、大変大きな心配事です。
でも、今はまだ自分は元気だし、将来のために何をすればいいのかもわからないし、心配はしているけど実際の準備は何もされていない、という方が多いのではないでしょうか。
今は健康でも、いつ何が起こるのかはわかりません。
『障害のある子の家族が知っておきたい「親なきあと」』『障害のある子が「親なきあと」にお金で困らない本』の内容を1冊にまとめて最新情報を更新した決定版です。
レビュー・口コミ
想定する障害のタイプも幅広く扱っています
障害児を持つ親が知っておくべき貯蓄、住居に関係する各制度について簡潔に書かれています。
「財産は処分しやすい現金で残す」という一般的セオリーだけにとどまらず、「土地を信託する」という資産家に有効な情報まで載せています。
ここまで広範囲で役立つ情報をまとめた本は珍しいと思いました。
いろいろな対応策を紹介しています
本書によると、障害児を持つ親が抱える不安は、大きく下記の3つだそうです。
1.お金で困らないための準備をどうするか
2.生活の場はどのように確保するか
3.日常生活で困った時のフォローをどうするか
本書では、3つの不安の詳しい内容と、それぞれに利用できるいろいろな対応策を紹介しています。
それらを知ることで頭の中を整理でき、「親のいる間」に具体的にどんなことに取り組んでいけばいいのかが理解できるようになります。
障害のある子が「親なき後」も幸せに暮らせる本 ダウン症の娘をもつ「相続のプロ」が明かす財産管理のしくみ
30年後、私たちが死んだら“うちの子”どうなる?
逃げられない現実にどう向き合い、手を打っていったらいいのか。
「親心後見」「とりあえず遺言」「財産管理委任契約」など、子どもの一生を守るために今から親がすべきことを分かりやすく解説しています。
レビュー・口コミ
知らずに困ってしまわないために
本書に、『知的障害のある子にとって「幸せで豊かな人生」とは何でしょうか。それは、子どもがお金をもっていることではなく、「子どものためにお金を使ってくれる人がそばにいること」にほかなりません。』と記載されています。
この本を読んで、障害者支援のきれいごとではなく、本音を知ることができました。
障害者を家族に持つ親や兄弟は、この本に書かれていていることを知るべきだと思いました。
知らずに困ってしまわないために。
れぞれの立場で出来ることを考えて欲しい
知的障害を持つ子どもの親です。
知的障害を持つ子どもの親は、今現在を平穏に過ごすことに精一杯で、先のこと、まして自分が死んだ後のことなど考えられません。
そんな人に「自分の死んだ後のことを考えよう」、というと不快になる方もいると思います。
しかし気付いた時には、自分自身も年老いて、すべてが手遅れになってしまいます。
本書を手に取り、それぞれの立場で出来ることを考えて欲しいと思いました。
自閉症の人の自立への力を育てる―幼児期から成人期へ
この本では、幼児期・学齢期・思春期・青年期・成人期と、その時期の特徴と関わり方について、たくさんの実例を紹介しながら具体的に説明されています。
レビュー・口コミ
精一杯やっていこうと思える本
本書では、どうすれば自閉症の人が自立していけるようになるのかを分かりやすく解説しています。
子供の頃や大人になってからと、年代ごとに知っておくべき情報が書かれているのでとても参考になりました。
難しいこともあるけれど、精一杯やっていこうと思える本です。
もっと早く読めば良かったです
自閉症の人が、「自分で稼いで生活をする」力をつけるために、どういう支援をしたらよいかというヒントが書かれています。
まず子どもを観察し、行動分析をすること。 自閉症だから…で終わらせないこと。 成功するための支援ばかりしていてはいけない。自閉症の人は経験で学ぶから、失敗することも大事。 色々勉強になり、反省も多かった。 もっと早く読めば良かったです。