介護については義務教育で学ぶことはないため、実態を知っている人は少ないです。
知識を深めたいなら、自ら行動を起こして情報を取りに行く必要があります。
この記事では、介護について理解が深まる初心者におすすめの本を紹介していきます。
身近な人が介護になったときに役立つ本や、介護の現場で役立つ本をを用意しています。
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親が倒れた! 親の入院・介護ですぐやること・考えること・お金のこと 第2版
介護の基本は自己申告と情報収集です。
入院・介護のしくみと手続き、医療・介護にかかるお金、人間関係に疲れないコツなど、親の入院・介護で必要となる「情報」を時系列にまとめました。
書き込み欄あり。制度改正に対応した第2版です。
レビュー・口コミ
あまり読書しない人さん
親の介護、自分の介護、いざという時困らない為、事前対策のため、早めに情報を知りたく購入しました。
いざ、親がそのような状態になったとき、レベル別に開設されており、相談する機関についても詳しく載っていました。
また、自宅で介護するか、施設にいれるか、はいるか、予算別や要介護レベルによる説明があり、想像がつきました。
費用についても、どのくらいの施設に入れると、漠然とどのくらいかかるのかわかり、今後の貯蓄や、資産運用、相続対策にも役立ちます。
親がそのような状態になる前に読んでおくと良いと思います。
また、自分が介護を必要となったばあい、子供が困らないように、金銭的な事、施設や相談先についても、よく自分で検討し、調べておいた方が良いこともわかりました。
ユーリさん
事前の情報収集にと思い一冊買いました。今風のテーマも加えられており、とても参考になりました。
もやもやしていた頭の中がすっきり!
事前に確認しておくべき地元の情報などもわかり、安心しました!
マンガでわかる 介護入門
親が突然倒れたら? 地方在住の親はどうしたら? 認知症になったら? 手続きやお金は? 仕事しながらできるの? 施設は? さまざまな介護パターンをケース別にまとめてマンガでわかりやすく解説しています。
レビュー・口コミ
はせっちさん
周囲にもちらほらと介護の話を聞くようになってから、うちはどうなるんだろう…とぼんやりとした不安があったのですが、この本でかなり色々なサービスがあり、選択肢があるんだということがよくわかりました。
とくに地方に住んでいる親を「遠距離介護」する話が非常に参考になります!
やはり実際に体験している人だからこその具体的な問題…お金の管理や実家に帰る頻度、民間のサービスなどの細かい情報がたくさんあったのがよかったです。
他にも、お金や施設の選び方なども、よくあるパンフレットなどの綺麗ごとと違って、具体的な仕組みやチェックポイント、考え方も書いてあって、とても参考になりました。
「マンガ」とうたっていても、マンガは最初の方に少しあるだけで、中身はほぼ文章…という本も多いなか、これはしっかり全編マンガ。作者自身が経験者に話を聞きながら、疑問をぶつけたり、感動したりするストーリーも含めて面白く読めたのですが(とくに実家を引き払った人の苦労話は、「あるある」すぎて笑えます)、考えてみたら見た目に反してかなりの情報量でした。
少しでも「介護」が頭をよぎったら、最初の一冊としてかなりオススメです!
マンガで解決 親の介護とお金が不安です
離れて住む両親がだんだん衰えてきた。でも、具体的に何をしたらいいの?
マンガ家・上大岡トメさんの「親の介護とお金」の不安を、ファイナンシャルプランナーがズバリ解決!
介護の少し先輩たちの体験談も紹介しています。
レビュー・口コミ
ミウさん
年老いた親を持つ方は必読です!
介護を始める(はじまる)前にぜひ読んでおきたい一冊です。
介護に関しての漠然とした不安が読んでいるうちに、具体的にどうしたら良いのかがわかりました。
漫画と文章の比率がちょうど良くて読みやすいです。体験談もとてもためになりました。買ってよかった!
かばのすけさん
1回目にマンガだけを一読してから、2回目に文章部分を読み返した。マンガはふざけすぎず、文章は堅い文章の中にも、実際の相談事も入っていて、本当に色々なケースがあるのだとリアルに感じられた。
親の介護やそれに伴うお金のことは、みんなが初心者。親のことだから、兄弟姉妹で公平に協力を負担して、という感情を強く持ちすぎるとうまくいかないというのは至極納得。これからはこういう本が流行るのかも。
ある日、突然始まる 後悔しないための介護ハンドブック
子育てと同時に両親の遠距離介護生活を経験した著者が、その経験を振り返り、介護の始まりから終わりまでを図表とともに簡潔にまとめたハンドブック。
章末には各テーマの「知っておくべきこと」をまとめてあります。
レビュー・口コミ
Iwaoさん
父が昨年舌がんとなり、幸いガンは完治したようですが、体力がかなり無くなり要介護支援となりました。
歳も85歳なので致し方ないですが、同居している母は介護に向き合うことになり、何か参考になる本はないかなと色々と購入してきました。
ただ、介護といっても広範囲なので、それらの書籍を読んでも頭の中が整理できませんでした。
この本は、介護の始まりから埋葬やグリーフィングまで解説があることがわかり予約していましたが、今日読むことが出来て買って良かったと思いました。
一点、介護者手帳の部分は、出版社あるいは著者の方から実際にコピーして使えるようなものをPDFなどで提供してもらえると嬉しいなと思いました。
atkngmさん
この本の「はじめに〜」を呼んで、購入を決めました。
うちは大丈夫、と思いがちな介護。後回し後回しにしがちな上、行政の言葉はチンプンカンプン。介護保険を有効に利用する、でも知らないと使えないんですよね。そんな悩みをスムーズに導いてくれる本だと思いました。わかりやすい、が一番。これも出会い。思いがけないとても《良い出会いの本》でした。
説明だけではつまらない。
やはり介護体験された人が、身をもって書かれている本は、とても説得力がありますね。
介護は予測できない、、、地震災害だけではなく、危機管理は誰もが必要なんだとつくづく感じさせられました。
78歳母とブロガー娘の 今日からいきなり介護です
78歳母と50代娘の、喜怒哀楽の介護の日々を本音で描くコミックエッセイ。
医療関係者・介護職の人たちとの付き合い方や頼り方、知っておきたい介護の基礎知識も学べます。
レビュー・口コミ
よし いずみさん
あぽりさんのブログをあちこちで拝見して、自分も介護が始まりそうなので購入しました。
可愛い絵柄ですが、言いたい事が伝わってきます。お母さんの事で心配している時、夫がテレビを見ていて取り合ってくれず、思わずグラスを投げつけるシーンは一コマでグサッと心に突き刺さる名場面です。
人はみんな歳を取るし、自分も介護が必要になることも有るでしょう。みんなに読んでもらいたい作品ですね。
ちょこちろさん
作者のブログはもう何年も読んでおり、待望の書籍。
介護は突然やってくる。本当にそのとおり。作者と作者のお母様と歳が近い私にとっては他人事には思えない。
いつか突然やってくる介護。1人では乗り越えられない。すごく心にしみる本です。
家族の目につくところに置いておき、各々読んでいます。
介護で使える言葉がけ シーン別実例250
歩行・車イス、食事、入浴、排泄、レクリエーション…。
介護現場でクレームを発生させず、困った介護がスムーズに進みスタッフも利用者も笑顔になる言葉がけの実例250を、失敗事例とともに紹介していきます。
レビュー・口コミ
taさん
介護福祉士になって10年超え。
言葉がけひとつで、介護の質もずいぶん変わります。
丑さん
言葉遣いが気になるので購入しました。勉強になります。
イラスト図解 いちばんわかりやすい介護術
本人の能力を引き出し、寝たきりを防ぐ!
介護初心者が陥りがちな介助法の勘違いを取り上げ、その方法がNGな理由や、お年寄りにも介護者にも安全で負担が少ない介助の基礎知識と実践ポイントを、イラストと共に解説しています。
レビュー・口コミ
rio.naninaさん
現在 介護福祉士の学校に通っています。学校での演習のレポートに四苦八苦しています。
先生の説明を聞いて、やるのは何とかできますが、根拠やポイントを理解しないと後々現場で苦労しますし、直近の課題レポートも書けないため、介護技術の解りやすい本を探していた折りにこちらの本に出会いました。
こちらは 寝返りから移乗 入浴 食事と、初心者の方でも解りやすく、絵と根拠 ポイントなど丁寧に解説してあります。今から介護を勉強しようとしている方には大変参考になる本だと思います。
学校の短い授業のなかでは、メモをとることに必死になってしまい、先生が見本の演習をしているのを目で見て、メモを取り、理解することは同時作業になり大変ですよね。
後から家に帰って復習 レポートを書くのに大変役立ちます。良い本に出会えました。
御たかさん
図解で分かりやすく、無駄な力を使わずに介護する方もされる方も楽に立ち座り、車椅子への移乗、トイレでの誘導などが詳しく書かれている。
今までこのような本に出合うまで20冊近く本を購入しましたが、疲れた体と頭で細かい文字を読んだり専門的な内容を理解するのは本当に困難でした。介護生活2年目にしてようやく巡り合った素晴らしい実用書です。
私みたいな方に是非読んで使ってもらいたいと思います。