社会保障

【求職者支援訓練】受講給付金を貰うための手続きを解説

【求職者支援制度】どうすれば受講給付金をもらえるのか

受講給付金の支給条件を満たした状態で、支援訓練の試験に合格したからといって、自動的に給付金が振り込まれるわけではありません。

給付金をもらうためには、毎月1回の手続きが必要になります。


この記事では、受講給付金をもらうための必要な手続きを解説していきます。

気をつけなければいけないポイントもありますので、給付金の取りこぼしがないように注意しましょう!


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どうすれば受講給付金をもらえるのか

どうすれば受講給付金をもらえるのか

支援訓練の受講者には、自動的に受講給付金が振り込まれるわけではありません。

訓練開始後は、必ずハローワークに毎月1回通う(指定来所日と呼ぶ)ことになっていて、その指定来所日に受給手続きをして初めて、受給給付金の支給が決定されるのです。


手続の流れをざっくりと解説すると、まず訓練開始時に、就職計画書の写しと、給付金支給申請書を、支援訓練を受講するスクールに提出しておきます。

すると、指定来所日の前日までに、受講証明が記載された給付金支給申請書がスクールから受講生に渡されますので、それと就職支援計画書などの必要書類を持って、指定来所日に住所地を管轄するハローワークに行きます。

指定来所日にハローワークに行くと、受講給付金の支給申請内容について細かくチェックされ(通所手当の支給にあたっては、交通機関の定期券の提示を求められるケースも)、また、就職支援計画書を元に就業相談が行われ、問題がなければ、支給が決定されます。


指定来所日は、雇用保険を受給するときの失業認定日と同じように、手当を支給するにあたって必要な手続きをする出頭日なのです。

この日は、あらかじめ訓練は休みになるスケジュールとなっていますので、企業の面接を受ける時のように特別な証明手続きは必要ありません。


支給は指定来所日に出頭してから1~2週間後

初回の給付金が支給されるのは、この指定来所日に出頭してから1~2週間後。

つまり、支援訓練受講開始日から1ヵ月半後にならないと、受講給付金を受け取れないのです。

もちろん、その期間中に正当な理由がなく訓練を欠席したりしていると、他の要件はすべて満たしていても、その月の給付は停止されます。

そうして、職業相談と受講給付金の手続きをすると、帰りに、次回提出するための職業訓練受講給付金支給申請書を交付されるという流れです。


なお、受講申し込みと同時に受講給付金の事前審査の書類を提出した人は、訓練が始まるまでに、その結果が郵送で通知されます。

一方、合格通知をもらってから、受講給付金の事前審査の書類を提出した人は、訓練を開始してしばらく経った頃に、その結果が送られてきます。

事前審査を通過しなかった場合でも、翌月以降、生活状況が変わっていれば支給されるケースもありますので、指定来所日にハローワークに出かける手当の申請は諦めずにしておきましょう。


まとめ

まとめ

訓練開始後は、必ずハローワークに毎月1回通うことになっていて、その指定来所日に受給手続きをして初めて、受給給付金の支給が決定されるのです。


初回の給付金が支給されるのは、この指定来所日に出頭してから1~2週間後。

つまり、支援訓練受講開始日から1ヵ月半後にならないと、受講給付金を受け取れないのです。


事前審査を通過しなかった場合でも、翌月以降、生活状況が変わっていれば支給されるケースもありますので、指定来所日にハローワークに出かける手当の申請は諦めずにしておきましょう。



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